宮藤官九郎だからこそのハードル…「ごめんね青春」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「あまちゃん」のヒットがハードルを上げてしまったな~という気はしてるんです。
もうクドカンは万人ウケする…という…






NHKの朝ドラをやったからって、TBSのホームグラウンドの金曜22時ではなくて、日曜21時にやるっていうのは、やはり居心地が悪くて、この枠じゃないな~と思えてなりませんでした。





TBS 日曜21時
「ごめんね青春!」


主演…錦戸亮
脚本…宮藤官九郎
演出…山室大輔





初回を見ただけではまだ迂闊に評価をしきれないな、というのが初回の偽らざる感想です。






宮藤官九郎らしさは十分出ていましたが、
宮藤官九郎ならではの良さというところまでは行ってないもどかしさ、
そんな印象でした。






仏教系のダメ男子校と経営難で合併を余儀なくされそうなカトリック系の女子校。






両校ともに合併への反対は多いんですが、状況は合併せざるをえない方向へ。






そこで暫定的に両校に共学クラスを作ってみようということになり、選ばれた生徒と教師が相手校に行くことになります。





男子校の生徒のダメっぷり、おしとやかに見えて実は凶暴な女子校の生徒たち。
そのへんの一筋縄でいかない感じがクドカンらしいところ。






更に主人公の高校時代の初恋、そして失恋、親友の裏切りという苦い感傷的エピソードが、影を落としているというのも、





ありきたりな学園ドラマとは一線を画す要素ではあります。






もうすぐ30になる錦戸亮が高校生の頃を、年下の永山絢斗や波瑠と演じてもさほど違和感無いのには驚きましたが、





マシンガンのようなセリフでキレキレの演技を見せる満島ひかりのエネルギーにも驚きました。





スケベ住職の風間杜夫、仏像になっちゃってる母親の森下愛子、男嫌いの女子校長の斉藤由貴、いい加減な男子校長の生瀬勝久。




みな役を楽しんでいるげでそれぞれいい感じなのですが、






全体的に面白いかというと、クドカンにしてはイマイチというレベル。






ちょっと様子見しないとダメなようです。






今回の評価は…3


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