回を重ねて主人公枝分(竹野内豊)のいろんな面が分かってきたり、
タイムスリップ感がないから枝分が効果音を入れてみる工夫をしたり…と、
1話完結ながら、連ドラとして見ていく楽しみも散りばめる脚本バカリズムの遊び心が嬉しいドラマにもなっています。
フジテレビ 火曜22時
「素敵な選TAXI」第3話
主演…竹野内豊
脚本…バカリズム
演出…筧昌也
今回は社長(中村俊介)と不倫している社長秘書(木村文乃)が、つい奥さんと別れて結婚して!などと口走り、しくじってしまいます。
そこで選TAXIに乗り合わせ、もう一度やり直し。
うまく行きかけたのに、元カレが乱入し、社長は階段を踏み外し転落…頭から大量の血が…
再度やり直しと、また選TAXIを使うのですが、不倫していると思った社長夫人(笛木優子)は実は妊娠していて、秘書の出る幕は無しに…。
結局、何度やり直してもうまくいかなかった…という話でした。
そして、社長との関係を諦めた秘書の口から、社長の子どもを宿していると言ったのはウソと明かされ、枝分はどん引き。
ベンチ2つ分離れてしまう枝分のどん引きぶりが笑えました。
終始ケロッとした感じの木村文乃がハマりの役でした。
ホント女は怖いです。
タクシーの中で、やけに気をつかい、先回りして、○○なふうに思ってもらっては困りますよ…と話す枝分の面倒くささとかも、いかにもバカリズム風で笑えました。
そして、オープニングを受けてのエンディングでのバースデイサプライズ。
実は先月だったと言い出せないというオチにもニヤリとさせられました。
竹野内豊が回を追うごとに軽妙さに磨きがかかっていてイイ感じです。
今回の評価は…
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