夫たちへの反撃….「さよなら私」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは性格も社会的立場も対照的な親友が、入れ替わってしまったら…?というのをモチーフに描いていて、





入れ替わったことが家族や仕事仲間に怪しまれないはずはないのに…と、そこに疑問を感じてしまったら、見るのは難しい寓話的な作品です。





脚本の岡田惠和は大胆なまでに不都合なことは書かないようにしていて、確信犯的に話を進めているのです。





NHK 火曜22時
「さよなら私」第5話


主演…永作博美、石田ゆり子
脚本…岡田惠和
演出…田中正





乳がんであることがわかった友美…心は薫(永作博美)は、そのことを薫…心は友美(石田ゆり子)に告げます。






親友の夫(藤木直人)と知りつつ不倫していた罪の罰だと思い込み、このまま入れ替わりが戻らなくても、この先の病魔との戦いを受け入れる覚悟をしているのです。





そんな薫の覚悟にうたれ、自分もできる限りのことはすると言う友美。





自分の所へ来た夫洋介に友美(実は薫)が乳がんだと教え、自分は教えられてないと言うと、





話す価値もない夫なんでしょう!とバッサリ切り捨てるのでした。






これまで身勝手かつ、鈍感できた洋介も、さすがにこの発言には面食らっていました。





いい気味ではありましたね。
同じく、妻春子(佐藤仁美)にはバレないと洋介同様に高をくくって冬子(谷村美月)と不倫を続けてきた光雄(尾美としのり)。





こちらも春子が冬子をつけ回したりして、それを冬子から告げられ、家に帰ればリビングで泣いてる春子が…





現実に引き戻される光雄。こちらもいい気味といった感じ。





同じ男性としては、同情したいところでもあるんですが…。






友美や薫の話と違い、光雄、春子夫婦はまさにリアルな話で、やるせない感じがします。誰が悪いわけではないだけに…







今回の評価は…3







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