ただの駅伝じゃ終わらせない…「ごめんね青春!」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は前回の続きで、東高+三女の聖駿高校が西高を倒すべく出場した箱根まで駅伝がどうだったか?というのが描かれました。






TBS 日曜21時

「ごめんね青春!」 第6話


主演…錦戸亮

脚本…宮藤官九郎

演出…福田亮介





しかし、そこはクドカン脚本ですから、ただ駅伝を見せるなんてことですむわけがなく…





たすきを渡していくにしたがって、それぞれの走者に、このレースまでの間どんなことが起きていたかが、テンポよくはさみこまれていくのです。





平助(錦戸亮)を好きな第1走者中井(黒島結菜)には転校の話が…


第2走者の半田(鈴木貴之)は付き合い出したあまり(森川葵)のぐいぐい来る恋愛体質に耐え切れず

別れて、自分を好きなコスメ村井(小関裕太)と付き合うことに…


第3走者の神保(川栄李奈)はクイズオタクの昭島(白洲迅)に告白するが、昭島が好きなのは早押しの遠藤(富山えり子)でまさかの失恋。


第4走者の大木(竜星涼)に至っては主要女子のすべての告白してすべて振られる…というありさま。





ま~どいつもこいつもって感じですが、それがうまくいかずパワーになって早く走るという持っていき方が、

クドカンならではで、ついつい引き込まれて見てしまいました。






まさに怒涛の前半で、後半はやや息切れ気味でしたが、チビクローズ(矢本悠馬)がみしまるくんの着ぐるみのままゴールするというのはいくらなんでも無理がありましたね。

死にますって…あんなことしたら…(笑)






一平(えなりかずき)が妻子もちと知ってしまったドンマイ先生(坂井真紀)の、それでも強引な一平の攻撃によろめいてしまう「ダメよ…ダメ、ダメ」ぶりが、なんとも哀れさの漂うおかしさでした。





ラストの一平と平助兄弟のやり取り、錦戸亮のツッコミっぷりが見事でしたね。






やけにごった煮の回でしたが、楽しめたから良しとします。

甘いかな…





今回の評価は…4