もっと大人にならないと…「信長協奏曲」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回見ていて違和感を覚えたのは、サブローの信長はいつまでタイムスリップした時の気分のままなのか?ってことでした。





フジテレビ 月曜21時
「信長協奏曲」第6話


主演…小栗旬
脚本…宇山佳佑
演出…松山博昭



実はこのドラマ、若き日の織田信長を描いているように見えて、





戦国時代での時間軸はめまぐるしくどんどん先へ進んでいるんです。






タイムスリップしてきた時はホンモノの信長も17歳だったわけですが、






第6話の今回描いている金ヶ崎の戦いはそれから19年後の出来事で、信長は36歳になっているんです。







それなのに依然として現代感覚が抜けず、最近タイムスリップしてきたばかりみたいなままなのはだいぶ違和感を覚えました。





これはある種のファンタジーと割り切ってはいても、信長の言動が幼すぎます。






戦国の荒波の中でたくましくなっていないと、いくらなんでも無理があるすぎるなと感じました。







同じタイムスリップしてきた仲間と分かった松永久秀(古田新太)と会話するところも、つい最近のことのように「いいとも」が終わったことを話すのとか、面白いけど、あれ??って感じずにはいられませんでした。





織田軍団を束ねる大将としてあまりに頼りなさすぎで、恒興を演じる向井理がどんどん美味しい役になっています。





長政役の高橋一生や暗躍する秀吉役の山田孝之らはみな好演しているので、脚本の弱さが気になります。






今回の評価は…3



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