傷をなめあう2人…「Nのために」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回もさまざまなエピソードが描かれ、それぞれに見応えがありましたが、





中でも強烈な印象を残したのは、母親と夫にそれぞれDVを受けてきた西崎(小出恵介)と奈央子(小西真奈美)がひかれあっていくシーンでした。





TBS 金曜22時
「Nのために」第6話

主演…榮倉奈々
脚本…奥寺佐渡子
演出…塚原あゆ子




西崎と奈央子が関係を深め不倫関係に陥っていくのがDVというところが、いかにも湊かなえ的だなと思いつつ…




お互いのDVを受けた痕跡を、文字通りなめあいながら共感しあう2人のラブシーンは、痛ましくも切なく美しいシーンでした。




小出と小西両人の入魂の演技でした。





これまで優しく良識のある人物として描かれていた野口(徳井義実)が実は…というのは、秘めた狂気をうかがわせ、徳井の抑えた演技が不気味で悪くないです。





一方、西崎、奈央子ペアと対照的に前向きになる美しいシーンだったのが、






希美(榮倉奈々)と安藤(賀来賢人)がビルの窓拭きゴンドラから朝日を見るシーンでした。





安藤の言葉に後押しされ、希美が冷蔵庫の隙間があっても平気になるというのは、ちょっと感動するエピソードでした。





しかし、そんな善良な安藤がラストシーンでは、事件の夜、外から野口家のドアにチェーンをかけていて…






あれはどういう意味なんでしょう?
頭が混乱してきました。






今回の評価は…4









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