同棲はまだ早い…「きょうは会社休みます。」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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田之倉(福士蒼汰)に一緒に住もうと言われ、同棲に向けて動き出した花笑(綾瀬はるか)。






そのオタオタぶりが面白く、娘の行動を気にかける両親(浅野和之、高畑淳子)の反応も繊細に描かれていて、






ここ2週は停滞ぎみだったこのドラマも面白さを取り戻した回でした。





視聴率がまた上がったのもうなずけます。





日本テレビ 水曜22時
「きょうは会社休みます。」第7話

主演…綾瀬はるか
脚本…金子茂樹
演出…狩山俊輔





生まれてずっと実家暮らしで、家事も母親任せだった花笑は、自分がちゃんと田之倉の世話ができるのか不安になります。






それでシミュレーションをしといた方が良いのではと、今の田之倉の部屋に住んでみることにします。






このへんの考え方がいかにも花笑らしく、
20代前半の男性が性欲ピークということにドキドキして、夜寝られず徹夜してしまったり…





そのへんは面白かったのですが…
まだ大学生で結婚を見据えての家探しでもないのに、





結構立派な部屋にしていて、名義は働いている花笑でないとダメというのに抵抗を感じ、同棲の先延ばしをする田之倉に、





お前何考えてんだと思わずにはいられませんでした。物の考え方が浅すぎます。






保証人になることに複雑な思いの花笑の両親のことも考えるべきでしょう。もっと早い段階で…。





このドラマの難点は、田之倉の花笑への思いがどこまで本当かがつかみにくいことで、





同棲しようという仲の割に、田之倉の進路の話が2人の間で全くされていなかったり、 





どうも花笑やその両親の描き方に比べて、田之倉の描き方に不満を感じます。





キュンキュンするようなセリフを言わせておけばいいってもんじゃないでしょう。






田之倉への幻滅と反比例して、加々見(千葉雄大)の方が頼もしくなっていき、共感が増してきました。





余談ながら花笑の両親のワインのシーンは、長年連れ添った夫婦らしい良いシーンでした。





今回の評価…4


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