死を覚悟しなければならなくなり…
友美の提案で薫(→中身は友美)も、春子(佐藤仁美)とその息子たちも、みんな一緒に住もうということになります。
NHK 火曜22時
「さよなら私」第8話
主演…永作博美、石田ゆり子
脚本…岡田惠和
演出…田中正
前回の友美と息子で暮らし、薫は洋介(藤木直人)と暮らすという提案も突飛なものではありましたが、
今回の提案は、寂しく死んでいくよりは…ってことと、薫(=友美)に息子を戻せるっていう友美(=薫)の真情がうかがえて、違和感は前回ほどには感じませんでした。
今回面白かったのは友美の家で暮らすことになり、自分の家に荷物を取りに行く春子と、
それを車で送る洋介との車中での会話。不倫を毛嫌いしていた春子が、自分の夫にも不倫されて考え方が変わったことや、
春子にまでぶっちゃけて妻と愛人とどちらとも仲良くしたかったとか話す洋介に、
呆れた春子がバキバキに言い返すくだりが何とも痛快でした。
佐藤仁美もいいんですが、藤木直人の悪気のないマイペースっぷりが何ともはまっています。
そして、今回の圧巻はなんと言ってもラストの友美と薫が元の体に戻ったことを知るシーン。
２人の何とも複雑なしかも微妙な表情の違い、演技で元に戻ったことを分からせる上手さにはうならされました。
今回の評価は…
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