枝分は床屋さんだった…「素敵な選TAXI」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマらしいひねりのきいた最終回でしたね。


  


オープニングのタイトルバックに「乗客 竹野内豊」と出るところから、期待感が高まりました。





フジテレビ 火曜22時
「素敵な選TAXI」最終回


主演…竹野内豊
脚本…バカリズム、オークラ
演出…筧昌也




枝分(竹野内豊)は本来床屋さんだったんですね。




これまでにも再三、喫茶店でメニューで悩むシーンが出てましたが、






恋人とのデートでもそれをやってしまい、恋人は怒って帰ってしまうのです。




そこで追っかけようとして乗ったのが選タクシーで運転手は、喫茶店の常連客の標さん(升毅)。






確かに標さんが何の仕事してるか触れてなかったですね。






生真面目な枝分と違って、標はベテラン運転手っぽくていい加減なため、枝分を乗せている時、タイムスリップのスピード違反をしてしまい免停に。





図々しいことに標は資格剥奪を恐れて、枝分に自分の代わりに運転手をやってと頼むのです。




まずは、恋人を何度やり直しても怒らせてしまう枝分のやりとり、そして心の声が秀逸でした。





まさにザッツバカリズムワールドでした。





枝分と標の対比もよく効いていました。升毅の飄々とした演技が実にいい味を出して
いて、現実離れした展開もすんなり見せてくれました。






新たな道を歩み出した恋人の姿を見て、戻ることをやめる切なさあたりは、竹野内豊の真骨頂でした。





パターンが同じになり飽きるのでは?という懸念を払拭した毎回のアイデアの豊かさに改めて敬服させられる最終回でした。





今回の評価は…4









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