このドラマほど脇の細かい役まで脚本家の愛情が感じられる作品は今クールの中ではなかったな~と改めて思える最終回でした。
TBS 日曜21時
「ごめんね青春!」最終回
主演…錦戸亮
脚本…宮藤官九郎
演出…山室大輔
いくら「あまちゃん」がヒットしたからといって、保守的な視聴者の多い日曜劇場枠で、これをやったのがそもそもの間違い。
同じ内容で宮藤官九郎ドラマの定位置である金曜22時なら、視聴率はもっと取ったし、
例えば、他局の日本テレビ土曜21時にやれば若い視聴者をつかまえて、2ケタを取っていたかもしれない。
そんな想像もできてしまう作品でした。
宮藤官九郎らしい青春ドラマだったと思います。
最終回は念願の文化祭が成功。その後夜祭で平助(錦戸亮)がみんなの前で放火の過去を白状するも、
生徒たちには許され、警察にも証拠不十分で捕まらない…というオチでした。
りさ(満島ひかり)へもプロポーズできたし、万事めでたしめでたしの最終回。
教師をやめた平助が校長(生瀬勝久)の代わりに二代目のDJカバヤキ三太郎になるのも洒落た結末でした。
最後まで青春っていいな~と素直に感じられるノスタルジックな作品でした。
今回の評価は…
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