ドラマミタローが選ぶ2014年間満足度TOP10 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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昨年私めドラマミタローが見た連続ドラマの中で最も満足度の高かったのは何だったのか?

記事の最後につけている5点評価の平均値のランキングを年間で作ってみました。





ちなみに各クールのTOP3は…




冬ドラマ


1 「僕のいた時間」 

2 「三匹のおっさん」 

3 「隠蔽捜査」 



春ドラマ


1 「MOZU」 

2 「死神くん」 

3 「続・最後から二番目の恋」 



夏ドラマ


1 「HERO」 

1 「昼顔」 

3 「信長のシェフ」 



秋ドラマ


1 「素敵な選TAXI」 

1 「ママとパパが生きた理由。」

3 「ごめんね青春!」




以上12本。みなさんはどのくらいご覧になりましたか?





では年間ランキングTOP10です。




8位が3本


古田新太、杉本哲太主演

「隠蔽捜査」


→3.73



米倉涼子主演

「ドクターX」


→3.73



小栗旬主演

「信長協奏曲」


→3.73





「隠蔽捜査」は警察ドラマとしては警察官僚の思惑が描かれるユニークなものだった点、

「ドクターX」は内容的には少し弱かったもののエンターテイメントとしての充実、

「信長協奏曲」はジャンルの壁を壊して、信長の歴史に現代の息吹をふきこんだユニークさ


をそれぞれ評価したいと思います。




7位

永作博美、石田ゆり子主演

「さよなら私」


→3.78



これまで入れ替わりものはさまざまありましたが、それが妻と愛人で親友同士という複雑さ、非現実な設定ながらそれを気にさせない強引なストーリー展開のうまさと、主演2人の演技力に感心しました。





6位

榮倉奈々主演

「Nのために」


→3.80



単なる謎解きのサスペンスだけではない登場人物たちの心理のアヤをじっくりと描き、恋愛ドラマの要素を濃くした脚色がうまくいっていたのと、主演の榮倉はじめキャストの演技が充実していました。





5位

北大路欣也主演

「三匹のおっさん」


→3.88



シンプルに勧善懲悪に徹するという作りがかえって新鮮で、おっさんたちの活躍ぶりを時代劇のような気分で気楽に楽しむことができました。





4位

錦戸亮主演

「ごめんね青春!」


→3.90



視聴率は悪かったのですが、特に後半になってからのキャラクターが生き生きとした中で繰り広げられるエピソードは感動的でまさに青春ドラマでした。脚本家のキャラクター一人一人への愛情を強く感じました。




そして1位は同ポイントで3本



三浦春馬主演

「僕のいた時間」


→4.00



ALSという難病にかかってしまった大学生の病気との向き合い、家族との関係性の変化をじっくりと描いていき、ひしひしと主人公の思いが伝わるドラマとなっていました。三浦春馬が迫真の演技でした。





竹野内豊主演

「素敵な選TAXI」


→4.00



毎回、ゲストが事情があって時間を戻してやり直すという設定をさまざまにパターンを変えて見せる工夫に感心して見ました。連ドラ初脚本とは思えないバカリズムの才気に敬服しました。





吹石一恵主演

「ママとパパが生きる理由。」


→4.00



たった5回というのが惜しい、もっと見ていたい作品でした。夫婦が共に末期がんになるという痛ましい話ではありましたが、お涙ちょうだいにしない作り手の良心とセンスが隅々にまで徹底している作品でした。






3本の中から年間トップを選ぶとしたら…





「僕のいた時間」





連ドラ史にその名を残すに足る名作だったと思います。