舞台もメンバーも変わりなく第3シリーズをどう展開させるのかと思ったら、
なるほど、そういう手で来たか…という初回でした。
テレビ朝日 木曜21時
「DOCTORS 3~最強の名医~」第1話
主演…沢村一樹
脚本…福田靖
演出…本橋圭太
堂上院長(野際陽子)が長期のバカンスに出てしまい、院長代理として甥の卓ちゃん(高嶋政伸)が後を任されているところから始まります。
「森山先生」ではなく、「森山院長代理」とみんなに呼ばせてご満悦の卓ちゃん。
相変わらず細かいところでクスクスと笑わせてくれます。
医師や看護師を前に「3つのP」と言い出した時は吹き出してしまいました。
慣れない経営面のことまでやらなければならず、すぐ嫌気がさしてしまうのもいかにも卓ちゃんらしくて、
完成されたキャラクターが活き活きとストーリーの中で躍らされていて、安心して見ていられる安定感がありました。
相良(沢村一樹)得意の裏工作が卓ちゃんにバレ、土下座させられたと思ったら、そう相良が仕向けたという、ひねりのきいたラストも、相良の得体の知れなさが出て良かったです。
チーム森山のスキルが上がっているのは頼もしいし、院長不在でかえって桃井事務長(小野武彦)の存在感が高まり、卓ちゃんとのからみが増えそうで、そちらも楽しみです。
今回も卓ちゃんが院内を回って患者に声をかける時に、脇から「院長代理です」と言うのが絶妙でした。
今シリーズも楽しんで見られそうです。
今回の評価は…
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