2時間じゃなければ…「警部補・杉山真太郎」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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何も初回を2時間スペシャルにすることないのに…
まあダラダラと長かったですね。





ぎゅっと凝縮すれば内容的には良いところもあったし、惜しい初回でした。






TBS 月曜20時(初回は19時~)
「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル~」第1話


主演…谷原章介
脚本…もろさわ和幸
演出…伊藤寿浩




普通の刑事ドラマだと見る気になれない私めなんですが、





このドラマで面白いなと思えるのは、主人公が妻を病気で亡くし、
3人の子供を遺され、シングルファーザーになってしまう…というところ。





まだ妻が生きていて病院にいる時も末っ子を保育園に送り迎えしなければいけなかったり。料理を作ったりと、刑事としての活動が制限されてしまっている状態にあり、





せっかく優秀な刑事なのにままならないという状況が、主人公への負荷になっていて、そこに引かれるものがありました。






特に長女役の本田望結が、母親の代わりに自分が頑張らなければ…と、まだ子どもなのに母親の顔や妻の顔を見せる演技が小憎らしいほどうまくて、






それに父親がハイハイと従っているのがこのドラマの見どころでもあります。





妻の死に目にもあえなかった真太郎に、子どもたちは自分が引き取ると介入してくる義母(高橋惠子)が、もっとアクの強いキャラならと思えなくないのですが、家族にどう足を引っ張られるかが、どうストーリーにからんでくるかで独自性が出るでしょう。





今回の犯行自体は、犯人も早くからバレバレだし、同僚(要潤、片瀬那奈)や上司(佐野史郎)らも割りと普通のキャラでそちらはあまり期待できそうにありません。






今回の評価は…3