赤松(渡部篤郎)のもとで金貸しになった富生(草なぎ剛)。
その最初の取り立ての仕事が恩師紺野(大杉漣)へのもので…
フジテレビ 火曜22時
「銭の戦争」第3話
主演…草なぎ剛
脚本…後藤法子
演出…白木啓一郎
情け容赦なく紺野から取り立てるかに見えて、蔵書を売って金にさせたり、
裏でこっそり年利の上限があるというのを紺野に教え、赤松に抗議させ払う額を減らさせたり、
魂を売ったわけではない富生にホッとさせられる回でした。
青池ファイナンス会長(ジュディオング)主催のパーティーに赤松と行って、
バカにしたことを言うヤツらにキレて、金貸したちを「せいぜい汚く金を稼げ!」と罵倒し、締め出されるシーンは、
草なぎ剛得意の爆発力のある演技で、溜飲の下がるシーンでした。
ただし難を言えば、紺野の娘未央(大島優子)が、借金返済のため会社社長(丸山智己)と結婚することになり、
クラブでその男の話を耳にし、クズだとわかった富生が、映画「卒業」ばりに結婚式場から連れ出すシーンは、
あまりに行動が突飛すぎて、富生のキャラクターなら他にやりようもあったろうに…と、ちょっと引いてしまいました。
もとの韓国ドラマではそうだったかもしれませんが、工夫して変えて欲しかったですね。
未央が富生を好きになるきっかけなのかもしれませんが…
それにしても…です。
富生のキャラクターがわけわからなくなってしまいます。
そのへんが雑な脚本だなと改めて思いました。
今回の評価は…
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