リサと由樹を操る神崎…「ゴーストライター」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は連載のプロットを由樹(水川あさみ)に書かせ、それに肉付けすることで切り抜けたリサ(中谷美紀)。






今回は新作の書き下ろしで、由樹が長年あたためていた題材をもらうことになるのですが…







フジテレビ 火曜21時
「ゴーストライター」第3話

主演…中谷美紀
脚本…橋部敦子
演出…佐藤源太




今回面白かったのは、言葉巧みにリサと由樹をその気にさせ、自分の思うように操っていく神崎(田中哲司)の立ち回り方。






田中哲司の野心を秘めたソフトな物言いが、ゾッとするほど冷徹さを感じさせ、






リサと由樹が抜き差しなら無い関係に追い込まれていく緊張感を高めました。






由樹の才能に頼っているのに、私が書いたら本屋で平積みだけど、あなたの本は棚に1冊がせいぜいだとプライドをふりかざすリサ。







プライドにしがみつくリサの今にも崩れそうなもろさを中谷美紀がデリケートな演技で見せ、引き込まれました。





物書きとしての自我が芽生えていく由樹の
リサへの不信や反感を抑えた演技の中で見せる水川あさみも、十分対抗しうる好演で、先への期待感が高まりました。





キムラ緑子演じる秘書がこの先、2人にどう対していくのかも気になるところです。







今回の評価は…4








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