キャラクターショーとして楽しめば…「デート」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は依子(杏)と巧(長谷川博己)が婚活パーティーに参加する…という回。





これまでのデートと違って、それぞれが別の男女と会話をすることで、これまで以上にそれぞれの超個性的なキャラクターが浮き彫りになりました。






フジテレビ 月曜21時

「デート~恋とはどんなものかしら~」 第3話


主演…杏

脚本…古沢良太

演出…石川淳一





お見合いタイムは参加している男女が3分ずつ、順に会話をしていくわけですが…

そんな時も取り繕うことなく、依子と巧は自分の考えを堂々と相手に要求していきます。





やたらと数値をふりかざして相手と会話する依子が手元のカードに、男性の寸評を書いていくあたりは、歯切れの良いテンポで、ニヤニヤしながら見れましたし、





せっかく気の合った女性が、漫画家志望で恥ずかしそうに自分の描いたものを見せたら、巧が全く遠慮なくボロクソに酷評するところとかも、いかにも巧らしく笑えました。





…とまあ、2人のキャラクターショーとして見れば楽しめたわけですが、依子が酔っ払って、ホテルの部屋に運ばれ、危ういところを巧に救われる…という展開は、あまりに古臭いベタさで、





古沢良太らしからぬ筆運びで、ちょっとがっかりしました。

この先、毎回こういう風にキャラクターを楽しみながら、2人がだんだん恋愛感情を抱いていくのを見るのって…飽きてこないかな…と心配にもなりました。





今回、視聴率ががくんと落ちたのも、そのへんの理由があるのでは?とも思います。

きっともっと普通の恋愛ドラマを見たい人が多いんだろうなとも思えるのです。





そんな不安を感じながらも、十分楽しんだ私めではあったのですが…





今回の評価は…4