なるほど、第1話で見たリサ(中谷美紀)と由樹(水川あさみ)の雨中の格闘はここにつながるわけですね。
遂にコンビ決裂に至るまでのプロセスが丁寧にかつ巧みに描かれました。
フジテレビ 火曜21時
「ゴーストライター」第5話
主演…中谷美紀
脚本…橋部敦子
演出…佐藤源太
ゴーストライターの由樹に書かせているこ
とを息子(高杉真宙)に感づかれ、軽蔑すると面と向かって言われてしまうリサ。
自分が母親(江波杏子)を軽蔑していたのと同じことが繰り返される苦痛…
息子との関係を良好にするために、リサは由樹の物書きとしての未来をつぶしてでも、作家を引退することを選んでしまいます。
しかも、神崎(田中哲司)に由樹にそれを言うタイミングを気をつけろと注意されたのに、
リサの原作映画完成試写会の前に、連載を書き終わるなり言ってしまうのです。
地元の恋人(小柳友)の長野に帰ってきて小説を書いたら…という誘いを断ってまで(それで恋人は断り続けていた見合い相手と結婚することにしてしまうのです…)
ゴーストライターとして生きていく覚悟をしていた由樹は、リサの裏切りとも言える行為に怒りを覚え、
リサが引退表明をするはずの試写会場に乗り込み、マイクを奪って自分がこの原作を書いたこと、そしてゴーストライターであることを明かします。
今回も中谷美紀、水川あさみそれぞれに入魂の演技で、
水川あさみが恋人が土産にもってきたおやきを泣きながら食べるシーンなどは、胸がしめつけられる良いシーンでした。
そして、引退を一方的に告げ、情に崩されまいとするリサの能面のような無表情も、中谷美紀の凄みを感じました。
真実が明らかになり法廷での争いになるようですが、面白くなっていきそうです。
しかし、小説の代筆って分かるよな…と思ってましたが、小田(三浦翔平)も気がついたし、塚田(菜々緒)も知ってたんですね。
読者も気づいてる人はいたでしょうね。
分かりますよ、そりゃ…
今回の評価は…
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