守られるリサ…「ゴーストライター」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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想像していたのと違う方向に事態が進み、その意外性にひきこまれた回でした。






フジテレビ 火曜21時
「ゴーストライター」第6話

主演…中谷美紀
脚本…橋部敦子
演出…土方政人




由樹(水川あさみ)がリサ(中谷美紀)原作の映画の完成試写会で、自分はリサのゴーストライターであると明かしたことで、






リサや神崎(田中哲司)の破滅が始まるのかと思いきや…






リサの本はいろんな大手出版社から出ているし、映像化もされていて、それを失墜させるわけにいかず、






そこに来ていた取材陣にも箝口令がしかれ
、一切記事には出ず、隠蔽されてしまいます。





小田(三浦翔平)は正義感でなんとか世に知らしめたいと由樹に協力し、塚田(菜々緒)に頼んで由樹を泊まらせてもらったり、





ネット動画のインタビューで由樹に真実を話させたりします。





しかし、決定的証拠があるわけではなく、由樹が精神を病んでいて虚言を言っていることでリサ側は逃れようとします。





リサは大人の事情で守られ、由樹は守ってもらえないのです。





なるほど、ここまで隠しおおせたり、世間に騒がれずにすむかは疑問ですが、






リサを守ろうとする流れはわかる気がします。中谷美紀と水川あさみの気迫の演技で、そのへんの疑問もさほど気にはなりませんでした。






事実を隠そうとする母親をなじる息子(高杉真宙)にリサは、社会でなんでもないアンタに言われたくないと怒ると…





軽蔑ではなく、アンタは可哀想な人だと言われてしまいます。







自分では間違っていると分かりながら、自分を守ってしまうリサの、自分が嫌いだという心の声。






皮肉ともいえる展開でしたが、この先リサと由樹はどうなっていくのか?予想がつかずますます楽しみです。






今回の評価は…4



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