山Pにやらせなくても…「アルジャーノンに花束を」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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見ていて一番感じたのは山下智久主演がまずありきだったら、この作品でなくて良かったし、





まず作品ありき(あまりそういうことは無いですが…)だったら、この役にふさわしい人は他にいただろうということでした。






主演男優と作品が決して幸運な巡り合わせでないことが、感じられてならない初回でした。






TBS 金曜22時
「アルジャーノンに花束を」第1話

主演…山下智久
脚本…池田奈津子
脚本監修…野島伸司
演出…吉田健




見始めたら、あ~そういえばユースケ・サンタマリアでやったな~と2002年のフジテレビ版をおぼろげに思い出しました。





ユースケがあの間延び(失礼!)したような顔で知的障害の主人公を好演したのですが…






今回の山下智久はどうかというと、ピュアな少年のままの言動をする青年をそれらしく演じているものの、





その役になりきっているというより、「そういう役を山下智久がやっています」的な感じは否めませんでした。






これは演技のうまい、下手の話ではなく、
役者のタイプによるわけで、山下智久は役になりきるタイプの人ではないのです。






ですからこういう役を演じるのは山下智久にとって得策とは思えないのです。
共演している窪田正孝が演じたらどうなるだろう?と想像したくもなりました。





…というわけで、いろいろ小ずるそうな同僚を演じている窪田正孝や、刑務所から出て来たばかりの新入りを演じている工藤阿須加の方が魅力的な役に見えてしまいそうですらありました。





手術して天才的になったらどうなるかを見てみないとまだ分かりませんがね。
    





今回の評価は…3


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