町田啓太の成長を見るドラマ…「美女と男子」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

初回は記事を書きもらしたので第1話、第2話まとめての感想になります。




このドラマ、気楽に見る分には安心して見ていられる作品になりそうです。NHK的な硬さが無いし…




しかし、全20話と今どき珍しく長丁場なんですよね。そんなに話が持つのか、そっちが心配ではあります。




NHK  火曜22時
「美女と男子」第1、2話

主演…仲間由紀恵
脚本…田渕久美子
演出…松浦善之助



このドラマで向坂遼という青年を演じている町田啓太という役者さん。




前クールの「流星ワゴン」でギャンブルに走って借金を重ねる井川遥演じる主人公の妻に取り立てに来る男を演じていて、



大した役ではないのに目立っていて、やけに気になった人なんです。




しかし、世の中的には「花子とアン」で鈴木亮平の弟役を演じて、既に注目されてたようなんですね。何せ朝ドラを私めは見ないもので知らなかったんですが…。




今回のプロデューサーも演出も「花子とアン」と同じ人ですから、仲間由紀恵共々その流れでのキャスティングなんでしょうね。




いずれにしても、工藤阿須加にも言えますが、今どきの若者には珍しくまっすぐな目力の強さを持っている逸材だと思います。





今回仲間由紀恵の相手役に抜擢され、ずぶの素人の青年がスカウトされ、スターへとのしあがって行くのを演じる…





それはイコール、町田啓太自身が役者として成長していく過程とも重なるわけで、長丁場の終わりの頃には面構えが変わっているかもしれません。





そのプロセスを見届けるのも面白そうです。





仲間由紀恵が演じるヒロインの一子は、やり手のキャリアウーマンながら鼻持ちならない性格がわざわいし、




弱小芸能プロダクションに左遷。マネージャーとなって、自分がスカウトした遼を売るため四苦八苦するという話。





仲間由紀恵はこういう性格に難のある人物を演じた方が良い人なので適役。




仏頂面でやる気のない遼と二人がどう変化していくかを気楽に楽しみたいと思います。




高橋ジョージがヒット曲1つでいまだに食いつないでいるベテラン歌手を演じているんですが、何かわびしくてナイスなキャスティングです。




飄々とした森本レオの社長もいいですしね。脇役も破綻がありません。




第1話、第2話共に評価は…4