どこがドSなんでしょう。
コンプライアンス的にドSを前面に出して描くのは問題だからなんでしょうか。
初回から回を追ってどんどん生ぬるいといいうか、普通の刑事ドラマになっていってしまっています。だったら最初からこのテーマでやらなければ良かったのに…。
日本テレビ 土曜21時
「ドS刑事」第３話
主演…多部未華子
脚本…川崎いづみ
演出…中島悟
私めはこのドラマがイマイチなのは脚本家のせいかと思ってましたが、どうもそれだけではないように思えてきました。
スタッフ全体にヒロインのドSっぷりでドラマを面白くしようという意志が薄まっているように思えてなりません。
前回からの続きの今回、結局犯人は中尾ミエ演じる娘と孫を喪ったおばあさんと分かるわけですが、
これでは初回に見られた犯人について調べ上げたことをあげつらっていたぶるという見せ場が既に無くなってしまいました。
だったら、代官山(大倉忠義)をはじめ職場の同僚をいたぶるかと思えばさにあらず、
同じくSキャラに見える吉田羊の上司との対立もさほどあるわけでもなく、
だったら、勝村政信が上司で振り回された方が良かったのでは？とすら思えてきました。
次回、様子を見ますが、このまま普通の刑事ドラマになってしまうのなら、リタイアしないわけにはいかなくなりそうです。
今クール、リタイア作品が多いのでこれ以上増やしたくはないのですが…
今回の評価は…
