ようやくしっかりと説明がなされた夢乃(蒼井優)の解離性同一性障害の方が、蒼井優の迫真の演技もあり、強く引き込まれました。
日本テレビ 水曜22時
「Dr.倫太郎」第４話
主演…堺雅人
脚本…中園ミホ
演出…水田伸生
高畑淳子演じる夢乃の母親も元は芸者で、男にだらしなく、夢乃＝明良は少女時代ネグレクトされ、ツラい思いをして育ったのでした。
それを見かねてか芸者仲間だった今いる置屋の女将(余貴美子)が親代わりになり、芸者夢乃に育て上げたのでした。
傷つけられた明良という人格を守るために芸者夢乃の人格を作って大人になったのです。
人格の入れ替わりを微妙な目の表情の変化などで巧みに表現し、蒼井優が才能の片鱗を見せつけてくれています。
夢乃に好意を持っている倫太郎(堺雅人)はどう彼女に対峙し、その心の闇を解消してあげられるのか？
切ない二人の恋のしくみがようやくはっきりし、見やすくなってきました。
あまり、あっちゃこっちゃに広げずに、今回くらいシンプルに作って欲しいものです。
今回の評価は…
