これまでどうしても主人公の健太(相葉雅紀)にまつわるエピソードより、父親の太一(寺尾聡)にまつわる会社のエピソードの方が、話の中身も役者の演技力も強くて、
主人公がかすんでしまっているな~というのが気になっていたのですが、今回は太一の方は今後に続いていくエピソードのネタふり程度で、いつもよりは弱かった分、
健太の存在感が強まった回でした。この調子で頑張れ!相葉くん、いや…健太。
フジテレビ 月曜21時
「ようこそ、わが家へ」 第5話
主演…相葉雅紀
脚本…黒岩勉
演出…中江功
前回、健太が監視カメラの映像で見つけた金を盗んだ犯人は、なんと妹の七菜(有村架純)でした。
何者かに携帯を盗まれた七菜は、その中に元彼とのベッドイン写真のデータがあり、それをネタに脅され命じられるままに金を盗んだのでした。
女子アナになろうって子が随分不用意だなとは思いましたが、元彼より俄然、親友づらしている万里江(足立梨花)の方が怪しくなってきましたね。
母親珪子(南果歩)も先生の波戸(眞嶋秀和)より、好意的に見える下村(堀内敬子)の方が怪しさプンプンしますからね。
明日香(沢尻エリカ)を歩道橋で突き飛ばしたのは、自転車男(遠藤要)でした。
つかまえて明日香に謝れと食い下がった健太は勇敢でしたね。
ただ叫んでいる時の舌足らずになる感じは、「あちゃ~~」でしたが…。
まあ、やはり名無しさんが誰なのかをうまく盛り上げて欲しいですね、このドラマは。
そこへ向けての健太の頑張りが主眼なんですから。
忍び寄る恐怖感を盛り上げるために工夫を重ねて、なんとか中だるみの無いようにしてもらいたいです。
今回の評価は…