このドラマ、家族4人がそれぞれややこしい人間関係を抱えていて、
娘の七菜(有村架純)の方は親友万里江(足立梨花)の嫌がらせと前回判明しました。
…で、第8話と第9話では母親の珪子(南果歩)がらみの問題が一応かたがつきました。
それによってスッキリしてきたので第9話の方などは後半だいぶ見やすくなり盛り上がってきました。
フジテレビ 月曜21時
「ようこそ、わが家へ」第8、9話
主演…相葉雅紀
脚本…黒岩勉
演出…相沢秀幸(8)、谷村政樹(9)
無邪気で幸せオーラ出しまくりの珪子を、家庭が荒んでいるのを隠していた民子(堀内敬子)は羨むあまりに憎んでいた…っていう話でしたね。
七菜への万里江同様、珪子への民子もだいぶ早い段階から怪しさぷんぷんでしたから、特に驚くこともありませんでした。
むしろ、波戸(眞島秀和)は盗聴癖があって、教え子みんなの家を盗聴してた方が、ちょっと驚きでしたね。
波戸が民子を好きだったというのは蛇足でしたが…。
第8話は全体にテンポが悪く、ラスト近くの民子の正体が分かってからの盛り上がりがスリリングで良かったくらいでした。
残るはさんざん引っ張ってきた父親太一(寺尾聰)の会社での真瀬(竹中直人)の不正問題と、
そもそも駅で健太(相葉雅紀)がこらしめたのを逆恨みしているらしきニット帽の男は誰なのか？問題。
健太の方は今さらながらに駅で張り込みして、いきなり見つけて逃げられるという、何じゃそりゃでしたが、
その男が明日香(沢尻エリカ)の元カレか何からしいのには驚きました。
やはりこのドラマの最終回への一番の楽しみは、これまで果たせないままで来た真瀬をいかに懲らしめるか…
そのカタルシスが楽しみです。あの憎々しい真瀬がどう打ちのめされるのかが見ものです。
第9話で太一と健太が共に勇気を出して頑張ろうと拳を合わせるシーンは良いシーンでした。
第8話の評価は…
第9話の評価は…
