崩壊しかけたセレブ一家…「マザー・ゲーム」第9、最終話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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9日放送の第9話と16日放送の最終回まとめての記事になります。





ラストの2回はこれまで問題をひた隠しにしていた最もセレブな小田寺一家の問題解決編でした。




TBS  火曜22時
「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」第9、最終話

主演…木村文乃
脚本…武田有起(9)、荒井修子(終)
演出…竹村謙太郎(9)、塚原あゆ子(終)




他の家に比べたら小田寺家の抱えている問題はかなり深刻なもので、簡単に解決できるようなものではなく、





2話かけてたっぷりと見せました。他の家の問題は第9話で片をつけてしまって良かったのに、





そちらも中途半端に残したのでごたついた最終回になってしまいました。





しかし、小田寺家については母親毬絵(檀れい)、いじめられ引きこもってしまった長男彬(望月歩)の苦しみが切々と伝わって、





第9話のラストの首を絞めるシーンも、最終回の料理に添えたメモ書きにメニューを書いて全部彬が残しているのを見つけるシーンもグッとくるものがありました。





彬役の望月歩は映画「ソロモンの偽証」にも出ていたようですが、ナイーブな感性を感じさせる演技をしますね。今後注目です。





小田寺一家の迫力に押されて希子(木村文乃)は主役なのに存在がかすみがちでした。






小田寺家にはビシッとは言いづらいですしね。檀れいの主役を食うオーラも凄かったし…






とはいえ、第9話、最終回共に評価は…4






このドラマ、最初は他のママたちvs希子だったのが、次第に悩み事を抱えた群像劇になりヒロインの存在感が弱まったのは残念でした。