見ていて気分が良くない…「エイジハラスメント」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマを見ていると不快な気分になります。これから暑さが厳しくなる中で、いくら冷房のきいた部屋で見ていても、イヤ~な気持ちになりそうです。





テレビ朝日   木曜21時
「エイジハラスメント」第2話

主演…武井咲
脚本…内館牧子
演出…小松隆志




今回のテーマは「イタい」
昔はこういう表現は無かったもんですが、いつからか年齢はいっているに、若い頃のままの感じでいようと若作りしている女性を揶揄する言葉になりました。





バブルの頃にいい思いをしたのを引きずって独身のままでいる派手めな女性などを指して言い出したのがはじめだったように思います。





私めの働くテレビ業界でも、そういう女性は見受けられます。





今回のこのドラマでは、47歳で髪型や身なりは若作りしている桂子(麻生祐未)が、派遣社員で年相応で身なりを気にしない真理亜(宮地雅子)にどっちがイタいかで口争いになったり、





自分は結婚しているしイタくないと思っていた大沢課長(稲森いずみ)が男性社員に自分もイタいと言われているのを盗み聞きし、ショックを受けたり、





その話の輪の中にいて笑っていた英美里(武井咲)をあなたもそう思ってたのねとなじったり、




英美里と自分の年下夫が不倫していると勘違いした妻が会社に乗り込んできて、夫に
お前はイタいんだよと悪しざまに言われたり…




イタいって言葉のオンパレード。見ていて気分のいいものではありませんでした。





脚本の内館牧子が働いていた頃はまだしも、男性社員がこれほど女性社員に無神経な発言をする職場っての今はそうそう無いと思うんですがね。





英美里が年下夫にタンカを切ったところで、初回もそうでしたがカタルシスを得られはしませんでした。




やはり、誰に肩入れして見たらいいのか、はっきりしないので、モヤモヤした気分だけ残るのです。魚の骨がノドにひっかかった感じ。





次回あたりでリタイアを決めてもいいかもしれません。毎回これではね~。






今回の評価は…3