内館脚本にチラつく古さ…「エイジハラスメント」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは原作者の内館牧子が自ら脚本を書いているのですが、




自分は監修ぐらいにして、脚本は若い脚本家に書かせた方が良かったかもしれません。





どうも随所に古くささを感じるんですよね。
今どき職場でこんなことあるのかね?
これって内館自身がOLだった頃にあったことなんじゃないの?
…って思ってしまうんです。





しかも、自分の不倫相手の保科(小泉孝太郎)が英美里(武井咲)とタクシーに乗るのを大沢(稲森いずみ)がタイミングよく見かけるって…
なんか昔のドラマのパターンで、なんだかな~でした。





テレビ朝日  木曜21時
「エイジハラスメント」第4話

主演…武井咲
脚本…内館牧子
演出…田村直己




今回、ちょっと面白かったのは前回悪事が露見した山川(高杉亘)に代わり、繊維一課長になった小田(森口瑶子)の歯に衣着せぬ物言いでした。




バリバリキャリアウーマンで総合職の小田は、家庭やプライベート重視で残業をしない一般職のOLを下に見ていて、





嫌われようとお構い無しに、勤務中さぼっておしゃべりしているのに、サービス残業したくないと帰ろうとする一般職のOLにもつっかかります。





小田の口撃は部下ばかりでなく、総務部にやってきても、あれこれと容赦なく糾弾します。






憎々しいというより、言っていることはごもっともで、うなずけることばかり。





…なのに、そんな小田を困らせようとパソコンを隠した一般職たちに肩入れし、




部下を下に見て理解しない小田を豚に真珠のブタだとまくしたてる英美里には、





痛快さより、新人のお前ごときが何言ってんの?と呆れるばかりでした。






今回の場合はどっちもどっちなので、英美里のタンカが浮いてしまい、見せ場を無理に作った感がありありでした。





森口瑶子の迫力のある演技は良かったんですが…。





どうも、ヘンテコなドラマで呆れながらもつい見てしまいます。





今回の評価は…3