今回は季節に合わせたネタで花火大会にまつわる話。
そこにひろし(松山ケンイチ)がいつもかけているサングラスと死んだ父ちゃんとの思い出をからめたり…
他のキャラにも花火をからめ、ゴリライモ(新井浩文)の元子分で引っ越したモグラ(柄本時生)を花火師として登場させたり、
程よくまとまった人情群像劇になっていました。
日本テレビ 土曜21時
「ど根性ガエル」第4話
主演…松山ケンイチ
脚本…岡田恵和
演出…狩山俊輔
ひったくられたサングラスをひろしのために懸命に取り返そうとする、涙ぐましいばかりのピョン吉(声=満島ひかり)の頑張りには心打たれました。
自分の余命が少ないのをひろしには知られたくないピョン吉の健気な思い。おそらく最終回は二人の別れになるんでしょうが泣けるでしょうね。
今回はひろしがあまりクズすぎなかったので、しんみりするのがキライなひろしに共感が持てましたし…
花火を見ながら、天国の父ちゃんに報告し、浮かべた涙を見られまいとサングラスをかける姿にも素直に心打たれました。
京子ちゃん(前田敦子)のためと思った浴衣がばあちゃん(白石加代子)自身が着るためだったというのは、ちょっと意外で笑えました。
回を追うごとに、ゴリライモがどんどん男前に見えてきました。
いい役ですね。
今回の評価は…