いや~ホントに面白い…「民王」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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オジサンになると涙もろくなると同時に、笑いのツボも浅くなるようで…





このドラマなんか、笑いっぱなしで、まぁ面白いこと、面白いこと。
もっと多くの人にぜひ見ていただきたいんですがね。





テレビ朝日  金曜23時45分
「民王」第3話

主演…遠藤憲一、菅田将暉
脚本…西荻弓絵
演出…本橋圭太





面白いところをあげたらキリがないんですが、





まず、親知らずの治療をした時にチップを埋められ、それで何者かに脳波を操作される恐れがある…(すごい荒唐無稽な設定…)ってことで…




それを防ぐためのヘンテコなヘルメットをかぶって朝食を食べている泰山=翔(遠藤憲一)と翔=泰山(菅田将暉)の姿からしてつかみはOKでした。





見た目ふざけているのに至ってマジメってところがいいんですね。





そこへ来た貝原秘書(高橋一生)がやってきて、真顔で「よくお似合いで…」ってサラリと言うのもツボでした。




翔の母親(峯村リエ)が翔を可哀想に…と憐れむのに見た目が泰山なので受け入れがたかったり…




狩屋(金田明夫)が見た目が泰山の翔に「腐っても鯛」ということわざを言っても、意味がわかってもらえずチグハグな会話になったり、





その後も波状攻撃のように笑えるシーンが連発でした。





回を追って遠藤憲一は若者っぽさ、菅田将暉はオジサンっぽさが自然になってきて、ホントに入れ替わっているようになってきたために、





おふざけでない討論会での若者の貧困についてのコメントや、言い寄ってきたキャスターへのアドバイスも、翔が言っているように自然と受けとめられるようになってきたのです。





ひるがえって菅田将暉演じる見た目は翔の泰山らしさも堂に入ってきて、その大物ぶりや好色さを身体中からみなぎらせるシーンの連続には、彼の演技力の高さに惚れ惚れしました。




自分に近づくエリカ(知英)を口説いたら、実は蔵本(草刈正雄)の嬢でこちらも入れ替わっていて…。





原作を読んで知っていましたが、やはりこの予想外の展開は、改めて驚くもので、






この先どうなるのか?と更に先が見たくなりました。
とはいえ、この難しい入れ替わりのエリカを知英って人にやらせて良かったのかは疑問です。





どうしても一人演技力が劣っていますからね。





私めお気に入りの貝原が童貞っていうのも笑えました。女性たちに囲まれドギマギしているさまのおかしさ。高橋一生のコメディセンスは秀逸です。





今回の評価は…4