第3のキラにデスノートが移ったものの、今回でその持ち主がわかり、デスノートが月(窪田正孝)の手に戻り、その火口(柏原収史)を殺すまでをたたみかけるテンポで一気に見せました。
確かにテンポが良いので見てしまいますが、やはり気になる脚本の粗さが随所にあり、素直には誉められない回でした。
日本テレビ 日曜22時30分
「デスノート」第7話
主演…窪田正孝
脚本…いずみ吉紘
演出…岩崎麻利江
デスノートを手にしてからの窪田正孝の豹変の演技には感心しました。
やはり彼の気迫でこのドラマは持っているのだと分かります。
Lを演じる山崎賢人も頑張っているのは分かりますが、Lが前面に出て活躍すればするほど、それに見合っていない感じが際立ってしまいます。
窪田正孝と肩を並べて拮抗するまでの役者としてのキャリアを積んでいない未成熟さといいますか…
なので、天才的な世界トップクラスの探偵
であるはずのLが月にいいようにされているように見えてしまうのです。
まして、バベルを名乗るLと肩を並べる探偵の正体がニア(優希美青)と言われても、ニアに凄みを感じないので、世界にはもっといるだろう？としか思えないのです。
まぁ、そこは目をつぶるしかないんでしょうね。
しかし、今さらですが、今回、松田刑事(前田公輝)が偽名を使い、それを火口がデスノートに書いて殺せないってやってましたけど…
その偽名がホントの名前の人は何の罪もないのに死んじゃうんでしょう？
この作戦ってまずくないか？と気になってしまいました。
次回は再びキラになった月と、Lの真っ向勝負になるようです。
Lは死んでしまうんでしょうか？
今回の評価は…
