唐沢寿明がラストで見せた涙…「ナポレオンの村」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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浅井がラストにバスの車窓から村人たちに手を振りながら涙するシーン、私めはある感慨を抱いて見ました。







唐沢寿明はこの作品についてどう思っていたんだろう?…と。
引き受けた以上、ベストを尽くすというプロフェッショナルの彼にとって、





自らの作品がやたらと放送休止になり、寸断された状態で放送され、視聴率も不振というのは、それは苦痛であったろうと思うんです。






それでも主演としては、現場の雰囲気を良くしようと共演者たちとのチームワーク作りに腐心したでしょうからね。






画面から十分キャストの結束力は伝わってきましたから、やるだけのことはやったという主人公と重なる唐沢自身の感慨も察しられました。





TBS  日曜21時
「ナポレオンの村」最終回

主演…唐沢寿明
脚本…仁志光佑
演出…岡本伸吾





唐沢寿明という人は「白い巨塔」があまりにも名作だったために、その後連ドラの主演作品には恵まれていないように思います。





「不毛地帯」も「ルーズヴェルト・ゲーム」も作品としてはしっかりしてましたが、どうも私めは唐沢寿明がすべて出しきっているようには思えませんでした。






見ているこちらも「白い巨塔」の印象が強く残りすぎているからかもしれませんが…。






…で、今回の作品ですが、番組の放送体制もさることながら脚本が良くなかったですね。





大雑把というか、無理な展開が多くて白けること度々でした。






最終回も、西村雅彦演じる内閣府の役人が、戸川(山本耕史)とつるんで、どう立ちはだかるかを楽しみにしていたら、





とんだていたらくで何だそりゃ!でした。
最終回まで残念な内容で、このキャストでもっと他の題材でもいいから、ちゃんとした脚本で見たかったです。




今回の評価は…3





TBSは世界陸上をゴールデンタイムでやる時は、今後は「おやじの背中」のようにせめて1話完結ものにして欲しいです。