私めドラマミタローが秋ドラマで見ようと思っている作品の期待度ランキング。
上位5作品を発表します。
5位
フジテレビ 木曜22時
篠原涼子主演
「オトナ女子」☆☆☆☆☆☆★
篠原涼子は「anego」「ハケンの品格」は良かったんですが、「ラスト・シンデレラ」ではあの独特のセリフ回しが鼻について感心しませんでした。
しかし、今回は吉瀬美智子と鈴木砂羽と40歳独身トリオで本音をぶちまけ合うらしく、そのやりとりが楽しみなのと、
脚本が阿部寛の「結婚できない男」の尾崎将也で、ヒロインにからむ偏屈な脚本家を江口洋介が演じるというのも、江口と篠原の丁々発止の掛け合いがありそうで、そちらも楽しみてす。
「最後から二番目の恋」のような含蓄のある大人の恋愛ドラマになってくれればと思います。
4位
日本テレビ 水曜22時
天海祐希主演
「偽装の夫婦」☆☆☆☆☆☆☆
「女王の教室」の脚本遊川和彦・主演天海祐希コンビが「演歌の女王」以来8年ぶりに復帰。
美人ながら人嫌いのヒロインが、かつて唯一愛した男性(沢村一樹)と再会し、偽装夫婦になることを頼まれるという話。
「○○妻」での契約結婚に続いて、遊川和彦がユニークな夫婦のありようを描くようで、一癖ありげなラブストーリーになるでしょう。
脚本家の主張が強すぎると鼻につくドラマにもなりかねませんが、どうなりますやら。
3位
TBS 水曜23時53分
オダギリジョー主演
「おかしの家」☆☆☆☆☆☆☆★
TBSが水曜深夜に設けた新しい連ドラ枠の第1作。
注目は映画「舟を編む」の石井裕也監督が脚本を書き演出するということ。
題材は下町の駄菓子屋を舞台にした心温まる人情ドラマってことですが、それを石井裕也らしくどう演出するかが楽しみです。
オダギリジョーに尾野真千子、勝地涼、八千草薫という深夜枠らしからぬメンバーで、最近ではかえって珍しくなった人情ドラマをたっぷり見せて欲しいと思います。
2位
TBS 金曜22時
綾野剛主演
「コウノドリ」☆☆☆☆☆☆☆☆
産婦人科を舞台にしたヒューマンドラマ。医療ドラマ好きの私めとしましては、感動的なエピソードを期待せずにはいられません。
脚本は「ゲゲゲの女房」「八重の桜」の山本むつみで、しっかりと群像劇の一人一人を描いてくれそうです。
吉田羊、星野源、山口紗弥加、松岡茉優、清野菜名といった今勢いのあるメンバーが脇を固めているのも期待です。
そして、秋ドラマ2015期待度ランキング1位に輝いたのは…
TBS 日曜21時
阿部寛主演
「下町ロケット」☆☆☆☆☆☆☆☆☆
意図したわけではないのですが、TBS作品が上位3位を独占しました。
杉良太郎や真矢みき、恵俊彰といったあまり好きではない人がチラホラ出てますが、
「半沢直樹」のチーム(脚本八津弘幸・演出福澤克雄)がしっかり作ってくるでしょうから、感動的な作品にはなるでしょう。
池井戸作品だけに憎々しい敵役が大事になりますが、木下ほうかや新井浩文らも出るようでそちらも楽しみです。
秋ドラマは夏ドラマよりメンバー的には豪華ですが、テーマで冒険している意欲作品は少なく、手堅く視聴率を取りに来ている作品が多い印象です。
どうしても見たいと思う作品が少なく、私めとしては渋い評価になりそうです。