輝きが減った香里奈「結婚式の前日に」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

あれ?香里奈ってこんな感じだったっけ?
スキャンダラスな写真の流出で、女優業から1年以上離れていたわけですが、






そのわずかな間によほど精神的にへこんだ
のか、かつての香里奈らしい明るいオーラがめっきり失せてしまっているのには正直驚きました。





陰鬱な感じさえ与えてしまうその演技は、作品全体を辛気くさいものにしてしまいかねない危険性をはらんでいます。






TBS  火曜22時
「結婚式の前日に」第1話

主演…香里奈
脚本…山室有紀子
演出…塚原あゆ子




結婚式を3ヶ月後に控えながら、人間ドックで悪性の脳腫瘍が見つかり、




おまけに28年前に死んだと聞かされていた
母親(原田美枝子)が急に現れて…





と、パニクることが2つ同時に起き、さてヒロインはどうするか?ってことになるわけですが…





香里奈がね~、どうもくすんでいるので、この先がとても気になる!ってことにならないんですよね。






なので、突然現れて突飛な行動をする母親
との絡みも、母親の方がやたらと浮いてしまうきらいがあり、





この母親が今後娘を勇気づけ奇跡を起こすに至る展開なのだろうと、察しはつくものの、





さほど見るのが今後楽しみとまではいかないのです。
原田美枝子より叔母役の美保純が演じた方がはまるのでは?なんて思ったりもしました。





自由奔放なにおいがイマイチ原田美枝子からは感じられないんですよね。
どこか冷めているものを感じてしまう…





せっかく原田美枝子を使いながら、うまく彼女を生かしきれてない物足りなさを感じました。





何かと息子の婚約解消をもくろむ婚約者(鈴木亮平)の母親(江波杏子)の存在が、このドラマをおもしろくしてくれそうです。





父親役の遠藤憲一は前クールとはうってかわっての平凡な役を細やかに演じています。





脚本が3人いるので、今後人物描写にバラつきが出るのでは?と心配です。





今回の評価は…3






楽しみなのは父親の娘への愛情を細やかに