妊婦さんが赤ちゃんに及ぼす影響…「コウノドリ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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妊娠中に妊婦さんに迫る危険、それをいろいろと考えさせられた回でした。





その中で、サクラ(綾野剛)のピアニストの面もうまくからませたり、四宮(星野源)や今橋(大森南朋)の過去や考え方を打ち出したり、





…と、エピソードの盛り込みすぎを感じさせない上手い作りになっていました。





TBS  金曜22時
「コウノドリ」第3話

主演…綾野剛
脚本…山本むつみ
演出…金子文紀




妊婦さんの喫煙がダメだってことぐらいは私めも知ってましたが、それがどのように母子に危険を及ぼすのか?







妊娠中に母親が風疹にかかったら目が生まれつき不自由な子が産まれてしまうこと。





最近はマタ旅と言って妊娠安定期に旅行に行く人がいて、旅先で早産のトラブルとかがあること。





…など、いろいろ知らなかったことばかりで、勉強になりました。





原作の漫画からそうなのでしょうが、緻密に周産期医療の現場に取材した上で作られているのがよく分かりますね。







そのリアリティがこのドラマの最大の利点です。






そこをしっかり踏まえた上でなので、四宮が以前の手術を思いだし取り乱すシーンや、





先天性風疹症で目の不自由な少女がBABYと連弾するシーンなどのドラマチックさも、





浮いたりせずにしっかり見られるのです。
もちろんそこには役者たちの好演もありますけどね。





手術中にサクラが四宮をたしなめるシーンのサクラの言葉とか、穏やかな口調の中に強いニュアンスを込める綾野剛のセリフ術が光っています。





今後も出産についていろんなことを学べそうです。






今回の評価は…4