視聴者にストレスがたまるドラマ…「結婚式の前日に」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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う~~ん、やっぱりリタイアした方がいいのかな~

…と頭の隅で反芻しながら今回も見たのですが…






やはり加点と減点で判断していくなら、結局減点の方が多いのでもうリタイアを決めてもいいかな…ってところまでは来ているんですよね。






まだどうにかなるのでは…とうっすら期待しては裏切られるという状態が続いていて…







TBS 火曜22時

「結婚式の前日に」 第4話


主演…香里奈

脚本…山室有紀子

演出…堀英樹





これまでにも書いてきましたが、このドラマは3人の脚本家が1話ずつ交替で書いているんです。

なので第4話の今回は第1話を担当した山室有紀子が2度目の担当ってことになるんですが…






1話完結のドラマならまだしも連続性が特に重要であるはずのこのドラマで、なぜこんな脚本家リレーの体制を取っているのか?私めにはそのメリットがさっぱり分からないんです。






脚本家にもそれぞれ個性はありますし、キャラクターへのアプローチの違いはどうしても出てしまいます。







それを毎回コロコロ変えてしまっては、ドラマの中でキャラクターの深みが出るわけがありません。

その弊害がやはりドラマの中に出てしまっているのです。







一番のネックはこのドラマで重要な存在であるはずの母親の可奈子(原田美枝子)。

私めはそもそもキャスティング自体が違うと思っているのですが、原田美枝子がキャスティングされている以上、彼女に寄せてキャラクターを作り上げていくべきなのに…






いつまで経っても、自由奔放な母親を彼女に演じさせようとしている…

今回の脚本家が書いた初回の橋からの飛び下りもひどかったですが、今回の勝手に招待状を作って送りつける…なんてことも、なんじゃそれ?で、







原田美枝子はそんなことをする人にはどうしても見えないのに、演じさせてしまっている…

同じ脚本家が続けて書いていないので修正ができていないんです。

これはひどいな…と思いましたね。

病院で自分の血を…と大騒ぎを起こすところも…ですが。







病身の娘の気を煩わせることばかりして、それが娘のためだと言えるのか?と言いたくなってしまう。

息子のためを思ってあえて、つっぱねようとしている悠一(鈴木亮平)の母親(江波杏子)の方がよほど共感できます。

まァこの母親もなかなかひどいですけどね。







それと肝心のひとみ(香里奈)と悠一の関係の描写がどの回も淡白で、どこまで2人が愛し合っているかが一向に伝わってこない…

これがこのドラマ最大のネックです。せめてそこはちゃんと描いて欲しいんですが…






次回、見ていよいよリタイアを決めたいと思います。

今回の評価は…3