このドラマ、なかなか緻密に組み立てられています。
フジテレビ 水曜22時
「無痛～診える眼～」第5話
主演…西島秀俊
脚本…香坂隆史
演出…山内大典
冒頭は一家4人殺しの現場に立ち会った早瀬(伊藤淳史)の回想シーンから。
現場に残っていた金髪の毛とプリンの容器。それが今回のポイントになり…。
サトミ(浜辺美波)が描いた殺人現場に酷似した絵を見つけた早瀬は、サトミのことを怪しんで探り、
サトミが、殺された一家の主である教師の教え子で、授業中にキレたことがあると知り、
ますます犯人であると確信を深め、本人に問いつめようとさえします。
為頼はサトミに犯因症が出てないので、違うと見きわめ、サトミがしゃべらないのは
親から虐待を受け喉の軟骨を骨折しているからと見抜きます。
なんとなくサトミは犯人じゃないムードが高まるのですが、早瀬が密かに取ったサトミの髪の毛を科捜研で調べた結果、現場に残っていた髪の毛と一致と出て…
やはりサトミは現場にいたということに…。
為頼と同じ能力のある白神(伊藤英明)がサトミの喉のことを黙っていたのも解せませんし…。
謎は深まるばかりです。
一方、高島をつけ回すストーカーの佐田(加藤虎ノ介)の車の中には思わせ振りにあのプリンの容器が…。
佐田が犯人？
いや～そんな簡単なことではなさそうですがね。
白神の病院でイバラ(中村蒼)や高島に糾弾された佐田は、イバラに襲いかかり痛がらないイバラに怖くなり逃げたあと、
どうやら高島を襲ったようで、高島は殺されたのか？ってところで今回はエンド。
このドラマ、しっかりとストーリーを進めて、ネタの小出しが気にならず、毎回見ごたえがあります。
今回の評価は…
