もう何度も書いてきたことなので、こちらとしても書くのはうんざりなんですが、やはり3人の脚本家が1話ずつ交代で書くという体制を続けている以上、
このドラマはどうにもならないな…と思います。
毎回毎回それぞれの脚本家がそれぞれの登場人物への思いをこめて書いてしまっていて統一感がない。
なので、どの人物をどう見たらいいのかが不鮮明のまま回が進んでしまっている。
毎回同じ不満を書くのも嫌なので、あとは最終回だけ見ることにします。
TBS 火曜22時
「結婚式の前日に」 第5話
主演…香里奈
脚本…高橋麻紀
演出…竹村謙太郎
今回はひとみ(香里奈)の仕事がらみの話がメインでしたが、マンション建設という大きな仕事のリーダーとしていかがなものか?
いつどうなるか分からない病気になった時点で上司に今後のことを相談して早期に引継ぎをすべきでしょう。
どう見ても意地で続けているようにしか見えないし、課長や同期の対応もとてもプロとは思えない…。
またそこに母親(原田美枝子)がしゃしゃり出て喧嘩するって…もうなんだかな~~~で、
終わりはいい感じにおさめていても途中でがっかりすることだらけなので、感動には遠く及ばないのです。
いつまでも留学に未練ありげな悠一(鈴木亮平)の描き方も、ひとみとの関係を薄めさせる一方だし、だったら翔太(山本裕典)の方がいいんじゃないかって風にしか思えないんです。
ひとみ本人にも周りを取り巻く人にも肩入れできないんですから、どうにも見るモチベーションは失せていくばかりです。
なので今回をもって一度リタイアし、最終回の結末だけ見ることします。