高齢出産にともなうリスク…「コウノドリ」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は中学生の出産でしたが、今回は逆に
晩婚化した現代では増加している高齢出産がテーマ。






それを取り巻くさまざまな問題が描かれました。






TBS  金曜22時
「コウノドリ」第6話

主演…綾野剛
脚本…山本むつみ
演出…加藤尚樹





周産期医療センターには出産に関わる産科と、産まれた赤ちゃんの面倒をみる新生児科がありますが、





その前段階の妊娠までの面倒をみる不妊外来もあるんですね。
そこには行列ができるほどで、晩婚化にともない不妊治療を受けている人は増えているんです。





今回のメインエピソードの敦子(森口瑶子)も不妊外来に通っていて、初期流産を何度も経験した末にやっと妊娠から出産へたどりつけた患者。





帝王切開を余儀なくされ、赤ちゃんは無事産まれますが、出産後、子宮からの出血が止まらずやむなく子宮全摘出することに。






高齢出産にはいろんなリスクが待ち受けているのを痛感しました。





単にそのエピソードを描くだけでなく、人工受精がうまくいかず体外受精への切り替えを勧められる美雪(西田尚美)を登場させたり、






第2話で登場した永井(小栗旬)がその後男手1つで赤ちゃんをいかに育てているかも描きました。




妊娠や出産や子育てへの世間の無理解や冷淡さ、といった根深い問題もしっかりとこのドラマは伝えているところが素晴らしいですね。




小栗旬が第2話同様に普通のサラリーマンが妻を喪い、懸命に仕事と子育てを両立をさせようとしている姿を好演してました。




普通の人を演じるのは実は難しいんですよね。





今回の評価は…4