ホント…里見（松坂桃李）も猪熊（木村文乃）もカラ（菜々緒）にいいようにやられてばかりで、この２人もそうだし、
チビデカ（北山宏光）もいつも苦虫をかみつぶしている課長（船越英一郎）も、どいつもこいつも警察が無能に見えて、いい加減うんざりしています。
特にメイン２人には幻滅させられてばかり。
菜々緒の迫力に頼りすぎなこのドラマ、もはや修正がきかないところに来ているようです。
フジテレビ 火曜22時
「サイレーン～刑事×彼女×完全悪女～」 第6話
主演…松坂桃李
脚本…佐藤嗣麻子
演出…本橋圭太
前回や前々回よりは内容はあったとは思いましたが、やはり警察内の協力も得ず、捜査の素人の助けを借りて、カラを探る里見の行動は理解しかねますね。
なんで、ちゃんと報告して同僚の助けを借りないのか？猪熊にもきちんと説明をしないのか？
ただ２人をカラの思惑どおりに決裂させたいだけに見えて、
そのご都合主義が気になって仕方ないのです。
素人ならまだしも、猪熊も捜査一課に抜擢されるくらいの人物なんですから、カラのことを無防備に信じすぎですよね。
あまりの隙だらけ、信じ込みすぎにがっかりさせられてばかりです。
里見も猪熊も応援したいキャラクターになっていないので、２人がどんな目にあおうと、そりゃ仕方ないわな…とこちらは冷めた目でしか見られません。
それがこのドラマの視聴率が伸びない原因に他ならないと思います。
もったいない使われ方をしている光石研が気の毒でなりません。
あと山口紗弥加も…。
今回の評価は…