寺を追い出されたことは隠して、高嶺(山下智久)は潤子(石原さとみ)に転がり込みます。
お互いに相思相愛の状態になってきた2人がいかにその先に進むか、そこに潤子の両親(上島竜兵・戸田恵子)もからんできて、ラブコメらしい見せ場の多い回でした。
私めは当初から少しでも英会話学校のシーンを減らして、この桜庭一家の方のシーンを増やして欲しいと願ってきたので、そういう意味では見ていて楽しめる回ではありました。
ストーリー的には大して進んでませんけどね…。
フジテレビ 月曜21時
「5→9~私に恋したお坊さん~」 第8話
主演…山下智久
脚本…小山正太、根本ノンジ
演出…相沢秀幸
回を追って石原さとみと山下智久の間でやりとりの息が合ってきて、ボケたりつっこんだり、邪険にしたりデレっとしたり、その緩急自在ぶりがより深まってきましたね。
2人とも若い頃から十分にキャリアを積んできているので、そのへんのこなし方が実に達者で、シリアスとコミカルの演技をめまぐるしく変えていくなんてことも軽々とできるんですね。
今回は上島竜兵がコメディアンぶりをいかんなく発揮し、それがドラマの中にもなじんでいて、いい味を出していました。
お寺のほうのくだりはストーリーと関連しているので気になりませんが、今さら英会話学校内でどんな恋愛が繰り広げられていようと、毎度書いてますが興味無し。
キャスティングしてしまっている以上、大人の事情で仕方ないんでしょうが、本当にそれに割く時間がもったいないです。
せっかく相思相愛になったのに、お互い相手の立場を尊重して別れることになる…という王道の展開になりそうですが、そこからまた一緒になって…というベタな最終回になりそうです。
今回の評価は…