白神に操られる早瀬…「無痛」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回、せっかく盛り上げたのに、先週は「FNS歌謡祭」でお休みで、ちょっと見るテンションが下がってしまいました。





サトミ(浜辺美波)を連れてイバラ(中村蒼)は行方をくらましましたが…






フジテレビ  水曜22時
「無痛~診える眼~」第9話

主演…西島秀俊
脚本…丑尾健太郎
演出…木下高男




行方をくらます前に白神(伊藤英明)のところに現れたイバラは、白神がイバラに行っていた無痛治療の治験データの入ったUSBを持ち去っていました。





それは白神が凶暴になると知っていながら、イバラに大量に投薬していた証拠になり、





それが見つかるとまずいので、白神は言葉巧みに早瀬にイバラを見つけたら殺すように誘導します。





このシーンが今回の見どころで、伊藤英明がチラチラと邪さをちらつかせながら演じていて、





早瀬がどんどん殺意を高めていくのが、スリリングで面白かったです。






そして、白神の過去を調べた為頼(西島秀俊)によって、白神は登山中に死んだはずの弟の心臓を自分に移植したことが分かりました。




白神の底知れぬ狂気がかいま見え、このシーンもなかなか見ごたえがあり、白神を演じる伊藤英明の好演が光る回でした。





ただし、なんで宮根誠司が肝心のところに出て来たのか?
そういうドラマではないので、頼まれたから出した的なキャスティングはいただけませんでした。






自分がしでかしたことが分かってきて罪に怯えるイバラを演じる中村蒼も、前回に引き続きイバラの痛ましさを感じさせる好演でした。






最終回はきっちりとすべての謎を解き明かして欲しいです。







今回の評価は…4