連ドラの初回から第３話まで、そしてスペシャル版すべてを担当してきた脚本：戸田山雅司、演出：七高剛のコンビが、ここに来て復活。最後の２回をまたこのコンビでやるようで、
やはり、このドラマを作ってきた人だからこその番組への愛情も感じられ、スペシャルからの連続性を実にうまく取り込んでいて、最終回の前の回はつなぎでしかない場合も多いんですが、
今回は見ごたえもあって、最終回への期待も十分高める展開で、その完成度の高さに感服しました。
テレビ朝日 木曜21時
「スペシャリスト」 第9話
主演…草なぎ剛
脚本…戸田山雅司
演出…七高剛
ただ１つ不満を言うなら、冒頭に今回のキャストだけはテロップで紹介され、その中に山本裕典が入っていたこと。
あれ、今回は山本裕典が出るんだ…って分かった時点で、あ～生き残りがもう1人いるんだと感づいてしまって、いつ出てくるのか？待ちになってしまいました。
スタッフの紹介はラストだったので、キャストも後回しにしてほしかったなと思います。
とはいえ、相変わらずのテンポがよく歯切れのよい脚本で、殺しのトーナメントの仕組みや、「我々」についてが分かりやすく紹介され、
宅間（草なぎ剛）が犯罪者になってしまうのではないかという危うさで押していきました。
佐神（上川隆也）との対面のシーンとかは、ゾクゾクする面白さでしたね。
上川のイッちゃっている目に凄みがありました。
最終回が実に楽しみです。
今回の評価は…