好きな人への告白はムズい…「世界一難しい恋」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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主人公・零治(大野智)の恋愛感情が明確に前面に打ち出されてきて、ラブコメディとしての面白さが高まってきています。






今回のテーマはいかに美咲(波瑠)に自分の好きな気持ちを伝えるか?

簡単なようで零治にとっては実は難関で悪戦苦闘するさまを面白く見ることができました。







日本テレビ 水曜22時

「世界一難しい恋」 第3話


主演…大野智

脚本…金子茂樹

演出…中島悟






今回良かったのは、ちょっとないがしろになりがちだった零治の仕事の部分もエピソードにからめてきたこと。





やはり、その部分もきちんと描かないと、零治がただの色ボケのバカ社長みたいに見えてしまうので、仕事は「できる」男であることをきちんと描くことは大事なことです。






それがあっての恋愛面は「できない」男という対比が生きるわけですから。






今回の私めのお気に入りシーンは、音無(三宅弘城)がまさかの美人妻をゲットしたことを知り、どう口説き落としたのかを聞き出すシーン。







微妙な表情の変化を見せながら、懸命に成功例を探ろうとする零治と、そんな零治の意図も知らず、初めて入った社長室に舞い上がりながら嬉々として話す音無の対比が笑えました。







そうして、会得した方法で、美咲に好きというのを遠まわしに伝えようとするのですが、フレンチレストランの店名を「ごすけ」って…笑







更に笑えたのはまひろ(清水富美加)の友人が入社早々に社長にアプローチされている話を聞いて、美咲が「気持ち悪い…」と言い、それに零治がショックを受けるシーン。








コントみたいなショックの受け方でしたが、これぐらい振り切った方がコメディとしてはいいと思いますね。

大野の演技自体は下品にはならないので、大丈夫だと思います。







ついにはライバルのはずの和田(北村一輝)に教えを乞うことになり「師匠!」と呼んでしまうまでの変わりよう。

まだまだ恋愛上手になるのは先のことになりそうです。








今回の評価は…4