運を貯めこむ久慈社長…「重版出来!」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

私めも麻雀や競馬をしますが、ギャンブルで運を使うと仕事の面で運を落としかねないので、大勝ちしないように気をつけてます。






(ま~そう言って負けの言い訳にしている部分もありますが…)






…ってことで、今回は久慈社長(高田純次)がどんな人生を送ってきて、運を貯めるというポリシーに至ったかをメインに描きました。





TBS  火曜22時
「重版出来!」第5話

主演…黒木華
脚本…野木亜紀子
演出…土井裕泰




運を使いこなせ!って久慈青年に言う謎のおじさんを火野正平が演じるところに、このドラマの凄みを感じました。





迫力ありましたね、あのシーン。
めちゃくちゃ説得力があった。
言われてみればうなずけることばかり。






好き勝手やってた都知事さまのこの先の凋落を思えば、
「ええことしたら運は貯まる。悪いことしたら、運はすぐに減りよる」
って言葉は重みがありました。






その通りに運を貯めて、出した本が売れていかに重版出来できるかに努めてきた久慈の生きざまが、五百旗頭(オダギリジョー)ら社員にも影響している感じがよく伝わりました。







新人の単行本がいかに店頭に並ぶか、装丁デザイナー(ヒャダイン)の仕事ぶりも丁寧に見せる一方で、







社長のお供で、売れずに在庫のまま眠っていて廃棄されていく場所に立ち会う心(黒木華)と小泉(坂口健太郎)にも、久慈の思いは伝わったことでしょう。






いろんなエピソードを盛り込みながら、ごちゃ混ぜな感じを与えない見事な構成でした。






いや~しかし、あの宝くじはもったいなかったな~。
洒落たオチでした。





今回の評価は…4