売った後は知ったこっちゃない!「家売るオンナ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

主人公のキャラクターがしっかりと作品の中で確立していると、作品が見やすくなるという意味で、これはその好例ですね。





極端なキャラクターながら、その言動のブレの無さが良い。
今クールで低いながらも平均視聴率のトップにあるのも、それが強い要因ではと思います。






日本テレビ  水曜22時
「家売るオンナ」第3話

主演…北川景子
脚本…大石静
演出…佐久間紀佳





今回で、一番良いなと思ったのはゴミ屋敷オンナ(はいだしょうこ)と、部屋に物を置かない主義のオトコ(中野裕太)のペアに、





まんまと狭小住宅を売りつけたあと、この先あの二人は大丈夫かと案じる庭野(工藤阿須加)に、





「家が売れればいい。その先は知ったこっちゃない!」と言い放つところ。





古い話で恐縮ですが、これは「木枯し紋次郎」の「あっしには関わりのないことでござんす」という決めゼリフに通じる二ヒリズムがあって、






「家売るオンナ」の家を売るマシーン的な
凄みを改めて印象づけました。







今回は会わせ技みたいにいろんなパターンの家が登場し、エピソード的には弱かったですが、





主人公の凄みをシンプルに見せたのと、イモトアヤコのうざさが薄れたのは良かったです。






今回の評価は…3