前回、途中で終わってしまって、犯人が佐々木希演じる都夜だと分かっているのに、あと1週どうもたせるのかと思ったら…
今回の序盤で都夜の事件は終わってしまい、次の話に移行しました。
だったら、なんとか前回で完結してくれたら良かったのに…と思わずにはいられない回でした。
フジテレビ 火曜22時
「ON~異常犯罪捜査官・藤堂比奈子~」 第4話
主演…波瑠
脚本…古家和尚
演出…白木啓一郎
かなり猟奇性のある殺人を繰り返した都夜を演じる佐々木希の演技は、前回よりは「お~!佐々木希もなかなか頑張ってるじゃん…」的な、気迫のこもったもので、
そういう意味では、同じ異常性を秘める比奈子(波瑠)との対決はいきなり見ごたえがあって…。
とはいえ、前回見ていない人には何のこっちゃでもありました。
比奈子が子どもの頃からいつかは人を殺すかもしれない怪物だと父親に言われていたという回想があって、より比奈子の秘める狂気が伝わってきました。
波瑠のどんよりした眼が不気味です。
波瑠にこの役をやらせるというスタッフの狙いがようやく明確になってきて、今後の異常な犯人との対決が楽しみになってきました。
今回はこれまで連続性のあった犯人の連続自殺に早坂(光石研)と中島(林遣都)がからんでいるらしきことが分かるまでで…
光石研のまともそうな人物に見えて、実はウラに狂気を秘めてそうな存在感はさすがだし、林遣都の心の闇を抱えてそうな底知れない感じもいいので、
次回は見ごたえがありそうです。
今回の評価は…