今回はキャリアを積んだ二人の独身女性にマンションを売る話。
悪事を暴く敏腕のフリージャーナリスト日向(ともさかりえ)と出版社で校閲の鬼と恐れられる草壁(山田真歩)。
対照的な二人の女性に売ろうとする三軒家(北川景子)と庭野(工藤阿須加)の姿が描かれました。
日本テレビ 水曜22時
「家売るオンナ」第5話
主演…北川景子
脚本…大石静
演出…猪股隆一
今回面白かったのは庭野が担当する日向の言動が、やけに三軒家に似ていて、そのサバサバしたキャリアウーマンっぷりが見事だったこと。
こういう役をやらせると、ともさかりえ良いんですよね。
庭野を叱咤するのがイチイチ、ツボにはまりました。
とはいえ、北川景子の三軒家もすっかり板についた家売るロボットぶりに磨きがかかり、
今回も鮮やかに一時は頓挫しかけた商談を日向にも草壁にも成立させてしまう離れ業を見せました。
事態を好転させるのが独り暮らしを続けてきた妙齢の女性(草村礼子)というのも、ちょっと考えさせられるものがありました。
ただ、マンションを買ってアニオタぶりを解放した草壁はまだしも、急に男性と一緒に住み結婚したらしい日向は、できすぎな感じはしましたね。
あと、もう何度も書いていて書きたくないんですが、イモトアヤコ演じる白州がどうにもこうにも嫌悪感しか抱けません。
なんでこんなイヤな女性に描いているのか、脚本家の悪意さえ感じてしまいます。
今回の評価は…