せっかく官邸料理人になった清沢(高橋一生)の扱いがぞんざいなのは気になりましたが、
阿藤総理(小日向文世)に敵対する厚労省の
トップの登場で、緊張感ある中でのくるみ(剛力彩芽)の狙いすました料理プレゼン。
ベタではありましたが、ベテラン藤田弓子の好演もあって見ごたえのある回でした。
テレビ朝日 金曜23時15分
「グ・ラ・メ~総理の料理番~」第6話
主演…剛力彩芽
脚本…菱田シンヤ
演出…落合正幸
くるみが訪ねて行った先の女性(藤田弓子)がかつて永田町で若い官僚や政治家相手のレストランをやっていた女性シェフだと分かった時点で、オチは見えてましたけどね。
隠し味がラーメンのスープという意外性や、女性シェフが今は年金も貰えず苦しい生活を送っている切なさがいい味付けとなって、見ていて自然と引き込まれました。
脚本の運び方の上手さでしょうね。
このドラマらしさが明確に打ち出されているのが何よりでした。
料理の素材の胸腺も話にうまくからんでいたりしましたしね。
話がよくできていて、ゲストの演技もいいと、主演が剛力彩芽だからというマイナス面が払拭されるんです。
エンドのダンスに片桐仁も加わったのはご愛敬でしたね。
今回の評価は…