引き続き夏ドラマアカデミー賞、次は最優秀主演男優賞の発表です。
ノミネートしたのは若手、中堅、ベテランの3人。
三上博史
「遺産相続弁護士 柿崎真一」
作品自体の質はあまり誉められたものではありませんでしたが、やはり三上博史ってスゴいな~、
もっと良い作品にどんどん出て欲しい人なのに…と強く思える演技でした。
シリアスとコミカルの演技の幅の広さ、独特の色気、語り聞かせるセリフ術の上手さ…ついつい最終回まで見てしまいました。
寺尾聰
「仰げば尊し」
なるほど、寺尾聰が教師を演じるとこうなるのか…というのがよく分かりました。
惜しむらくはもうちょっと若い時に見たかったな…と。
ちょっと老体すぎて痛々しさが見えたのは、役柄的にも損でした。特に不良を更正させる序盤は…。
病床についてからの方がしっくり来ました。
中島裕翔
「HOPE~期待ゼロの新入社員~」
役柄としては中島裕翔にビタリのハマり役でした。ただ、まわりが良かったので主人公らしさに欠けた部分はありました。
それは製作スタッフの意図したところなのか、中島本人の力量不足からか、微妙ではありますが…。
ただ、やはり中島裕翔の持つ素直なまっすぐさは貴重で、今後も彼がどんな役を演じるかは楽しみです。
以上3人の中で最優秀主演男優賞に選んだのは…
該当者無し
残念ながら3者3様に足りない部分もあり、最優秀賞とまでは行きませんでした。
来クールに期待します。