夏ドラマの中で私めが最終回まで見た作品の中から選んでいる夏ドラマアカデミー賞。
最後に最優秀作品賞を発表します。
今クール最終回まで見た作品は9本。
記事の最後につけている5点評価の平均でランキングにしました。
下位から発表していきます。
9位
黒島結菜主演
「時をかける少女」
→2.80
5話連続でなければ、リタイアを間違いなくしていた作品。映画版への愛着ゆえに我慢して、最後まで見てしまいました。
8位
藤原竜也主演
「そして、誰もいなくなった」
→3.00
最終回は2点評価をつけた、最後まで見て後悔した作品。見切り時を間違いました。
7位
波瑠主演
「ON~異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」
→3.11
主演の波瑠を含め、このキャストならこんな暗くて辛気くさい作品ではなく、夏らしく元気の出る作品が見たかったです。
6位
三上博史主演
「遺産相続弁護士 柿崎真一」
→3.36
三上博史はじめレギュラーメンバーの演技は悪くなかったんですが、脚本がメインの林誠人はダメで…。もっと面白くなったはずです。
5位
寺尾聰主演
「仰げば尊し」
→3.50
夏ドラマの中では期待度ナンバーワンの作品だったんですが、前半の不良たちを更正し吹奏楽部に入れるまでが、時代設定も含めて無理があり、それが失点となりました。
4位
北川景子主演
「家売るオンナ」
→3.60
家を売るというユニークなテーマをさまざまなアプローチで、バリエーション豊かに見せましたし、「売れない家はない」というサイボーグ的なヒロインも魅力的に描いていました。
ただ、どうしてもイモトアヤコの出番が多ければ多いほど邪魔くさくて…。惜しい作品でした。
3位
剛力彩芽主演
「グ・ラ・メ~総理の料理番~」
→3.75
期待度の低い作品でしたが、フタをあければ全体的に低調な夏ドラマの中では数少ないストレスのたまらない作品でした。脇をがっちり手練れで固めて剛力が主演なの気にしないですむようにした製作スタッフの勝利でしょう。
2位と1位は全く同じポイントになりました。
1位
尾野真千子主演
「はじめまして、愛しています。」
→3.89
遊川和彦の脚本にしては、眉をひそめたくなるようなところはほとんど無くて、すんなりと主人公夫婦を応援したくなるように描かれていました。キャストも破綻の少ない布陣だったと思います。
1位タイ
中島裕翔主演
「HOPE~期待ゼロの新入社員~」
→3.89
こちらも主人公をはじめ同期の新人たちも、先輩や上司も共感を持てるように愛情をもって描かれており、それが観ていて気持ちのよい作品でした。視聴率が低かったの残念でなりません。DVDになったら未見の方は見ていただければと思います。
…というわけで、夏ドラマの最優秀作品賞は
「はじめまして、愛しています。」
「HOPE~期待ゼロの新入社員~」
の2作品とします。
どちらかにしようかとも思いましたが、2本で1本くらいの感じです。
それぞれ不満な部分もありましたしね。